いびがわ -備忘録も兼ねて- その2

11/8(日) 10:40am ハーフスタート
号砲後も数分間はやはり列が進まない。それでも割りと早めに走り始められたと感じました。 
高い位置から、ゲストの高橋尚子さんや西田ひかるさん達が手を振ってランナーを見送っています。遅々と進む私達も見上げて笑顔で手を振ります。
雨は上がる気配を見せませんが、明るくリラックスした雰囲気でのスタート。もっと緊張するかと思っていた自分も意外な程平常心でいました。

走り始めてすぐに、カッパのフードが脱げてくるのが気になってしまいます。
キャップとフードをダブルクリップで留めている女性がいました。なるほど。
仕方なくフードは外して走ることにしましたが、案外キャップが濡れることは苦になりませんでした。

あとカッパで改善するならば、袖口を自分にあわせて短くしておくことと、袖口が広がらない細工をすること。通気孔を多少作ること。
丈はお尻が隠れる長さで問題ありませんでした。

なるべく水溜まりを避けて走りますが、確実に靴に水は染み込んできます。
靴擦れを心配していたのに、絆創膏を忘れてしまいました。
運良く今回は無傷でしたが次は忘れないように。

初心者向け、軽い、幅広の私でもゴツく見えない、というだけで選んだシューズでしたが、悪条件でも靴擦れしなかったのは私に合っていたということかな。
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(雨の中、足を守ってくれてありがとう)


しばらくのどかな土手沿いの風景です。

私のペースでは8.4kの第一関門(1時間10分)を通過するまで気が抜けない為、実は沿道の方々とのハイタッチは後半まで控えようと作戦を立てていました。

しかし、ずらっと並んだチビッ子がガンバッテ~と可愛い声を張り上げてちっちゃな手を伸ばしている。
あっ・・・抗えない・・・

ニコニコして手を降るお婆ちゃんも素通りできない・・・

優しく「頑張ってくださいね~」という声もたくさんかけて頂き、嬉しくて何度も頭を下げながら進みます。

それでもゆる~く昇って、5kまではあっという間に来ました。

約1/4をスムーズに走れたことで、21kが果てしない距離では無いとこの時感じることができ、メンタル面の負荷がグッと下がりました。

給水を水、アミノバリューと一度ずつ取り、勾配が段々ときつくなる頃、私設エイドで柿とみかんを頂きます。

走りながらの柿は咀嚼が大変だね~なんてまだ話してる余裕がありました。

関門は2分前(やはりギリギリ)に通過。Qちゃんが待ち構えていてハイタッチしてくれます。この方の人を元気にする力には感心してしまいます。

折り返し地点まで約2k。折り返せば少しは安心できるかとサッと行って戻ってくるつもりが、この日一番の勾配が待っていました。

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(公式HPより)


・・・長くてスミマセン。続きます。